技術・技能の継承ができないことで発生する問題は、現場に「知的熟練者」が不在となることにありました。
「技術力の低下」「品質トラブル発生」「技術継承問題」などの問題が、団塊世代の引退により発生する中、技能継承問題と企業の雇用戦略や人材育成、熟練技術を伝える教育の徹底などが、企業の大きな課題となっています。
現場に存在する手順を記載した各種ドキュメント(ワード・エクセル・紙)をPDFにしてシステムに登録。その際、業務フローを階層構造で構築でき、概要から詳細、詳細から各工程とツリー構造のように業務手順書などを紐付けをしてリンクさせて登録できます(現場写真や動画などもリンクの対象)。作業(技術)者は、先人が苦心して作成してきたドキュメントを業務フローに沿って、見本として閲覧でき、注意点やインシデント報告なども同時に確認しながら、間違いなく業務(作業)を進めていくことができます。また、リンクされたフローやドキュメントの差替えを容易にします。
熟練者不在によるトラブル対処時間の増加、手戻りコスト・品質ロスの発生は、次世代へのノウハウ伝授がうまくいっていないことが一因としてありました。 また、知りたい情報があっても検索する手段がなかったり、調べた情報が最新の情報ではなかったこともあり、技術・技能を含めた会社の知的財産の管理に苦労していました。
業務フローの階層構造化、業務手順書などを紐付けしてリンクさせることで、文字情報だけでなく画像や動画などで業務フローや作業手順を確認することができます。
口伝えでうまく伝わらない事によって発生する品質事故を未然に防ぐだけでなく、過去の経験や人の頭の中にあるノウハウを「見える化」することで、様々なロスコストを削減できるようになりました。
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