本来、要件定義の内容は全てシステムに反映されるべきですが、設計者・開発者・お客様など、関与者の多いプロジェクトでは、全てのプロジェクト関係者間で連携が取れずに要件の抜け漏れが発生していました。
また、定義や利用パーツなど作成者の経験値によって内容の属人化が発生したり、ExcelやPPTなど一つのファイルで作成するため、複数人が同時に設計書の編集ができないことも問題となっていました。
さらに、様々な資料に設計内容を反映させるため、同じ内容を何度も入力する手間の発生も、設計業務の効率化における大きな課題のひとつでした。
要件定義で確定した内容をシステム内に登録すると、それを自動的に課題として管理し、設計から開発まで、次工程に正確に要件を連携します。設計書作成と並行して、各部門でそれらの課題に対応していくことで、要件の反映漏れを防ぎます。
更に、共通するボタンなどの素材をパーツとして事前に登録しておくことで、設計書作成の経験値の有無に関わらず一定の品質で作成されると同時に、効率的に画面を作成することができます。
設計書をExcelで作成していましたが、設計書の修正漏れや、作成効率の悪さが問題となっていました。また、画面作成だけでなく、遷移、処理定義の設定や画面一覧・改訂履歴など、それに付随する資料の作成に時間がかかっていました。
統一されたフォーマットにより効率的に画面を作成することができるようになりました。
また、インプットしたデータから複数の成果物が作成されるので、これまで手動で入力していた内容もシステムで自動で作成できるようになりました。
要件定義から開発までの流れも一元管理できるようになり、次の工程に抜け漏れ無く正確に要件を連携できるようになりました。
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